2008年11月11日

漂着ニュース

漂着 

夢は届いた

7月27日に鹿児島県志布志を出航したさんふらわぁ(ダイアモンドフェリ)から都井岬沖
で流した10本のメッセージボトルが 8月には一本が宮崎県串間市に届き、また9月
には愛知県豊橋市西赤沢海岸へ届いて連絡が来た。串間市の物は市教委が市内
の小中学校へ報告して交流促進をしてくれている。
 また、豊橋の西赤沢海岸へ届いたボトルは三重県四日市の古橋太さんと豊橋市の
川澄新さんが誰もいない浜で見つけて、中に入っていたメッセージの三人に返信を書
いてくれた。二人とも海を愛するサーファーである。平日仕事をし休日にこの椰子の実
で知られる伊良湖岬の近く海でサーフィンをしている。
 このメッセージボトル漂着により新たな交流と友情が育っていくことでしょう。また、メ
ッセージを書いた人たちも夢が叶うと言う事、夢の大切さを知ってもらえたと思いま
す。人の想いを海からの贈りものとして、この素敵な出逢いからさらに人の輪が広が
るように願っています。
                                代表 小林一平

海を愛するサーファー

そして子供達にメッセージを送った

優しいサーファーです。

                              

9月14日に愛知県豊橋市西赤沢海岸で夢のメッセージボトルが砂に埋まっているところを、三重県四日市から来ているサーフィン仲間の古橋 太さんが発見!!ここから僕たちの夢を繋ぐ物語は始まった。というより、それ以前から始まっていた。鹿児島県志布志市沖で流された時でもなく、映画『黒潮物語』が製作される以前、そのまた以前までさかのぼる。
今回、代表の小林さんから依頼をうけて、この場をかりて感想や心境を書かせてもらっていることに感謝して、そして僕たちの夢や希望を乗せて、世界中にこのメッセージを伝えたいと思います! この場を訪れてくれる仲間たちに感謝を込めて…
太さんとの出会いは今年のゴールデンウイーク前後だったと思う。それまで僕は数える位しか西赤沢海岸には来ていなかった。理由は産業廃棄物最終処分場がこの上にあって、汚染されて流れてくる水の悪臭がひどかったからだ。何年振りかで来てみたら悪臭もなく、極上の波がブレイクする完璧な砂と玉砂利の地形が出来上がっていた。それから毎日ここに波乗りしに来るようになった。そして多くの新しい出会いが始まり、様々な奇跡が起こった。太さんとの出会いもその一つだ。それに夢のメッセージボトルにたどり着くきっかけを創ってくれた、素晴らしい生命との出会いは忘れてはならない。どこからともなくやって来た野良犬のポポロだ!
メッセージボトルを発見したこの日、太さんは、海の仲間たちが愛するポポロをさがしに海岸の砂浜を歩き回った。いつも僕たち仲間の誰かが来ると、食べ物をもらいに登場するのだが、その日は違った。太さんはポポロをさがしまくった。その途中、太陽光線で輝く何かを見つけた。半分近くは砂に埋もれていたその物が、夢や希望が詰め込まれていたメッセージボトルだった!
僕がメッセージボトルに気が付いたのはその翌日。太さんの友人からの電話で西赤沢海岸に向かった。その電話の内容はメッセージボトルとは関係ないものだった。到着して波をチェックしている時だった。足元に何かかわったバッグが置いてあることに気づいた。友人に聞いたら、太さんが拾ってその物を置いて帰ってしまったらしい。そのバッグを開けてみると、メッセージボトルであることが分かった。これは紛失したらまずいと思い、僕は家に持ち帰った!その日のうちにすべての日本語のメッセージに目を通した。ラオスやタイのは読めなかったけど…。これは何とかしなければならない、と思ったがどうしていいのか分からず、途方にくれた。(実は記者会見後、太さんは僕にこう言った。僕が必ずメッセージボトルを持ち帰ると…)
僕はプロサーファーで、世界プロサーフィン連盟の日本サーキットをメインに、まに海外の試合もスポット参戦し22年間実費で世界チャンピオンになる夢を
捨てきれずあがいている。10月の上旬から中旬にかけて宮崎県日向市でその試合の一つが開催されるので、メッセージボトルのことは後回しにして、練習し試合に参戦した。
試合も終わり、そろそろメッセージボトルと本格的に向き合おうと思った時、太さんから電話が入った!聞いてはいたが、実は太さんはメッセージボトルの中から三通のメッセージを持ち帰り手紙を出していた。そして小野田町枝さんから太さんを通して、メッセージボトルの保管者である僕に連絡が入った。話しを聞けばあの小野田寛郎さんの奥さんではないか。こんな出会いもあることに感動し、凄い奇跡が起こっていることに感謝した。翌日「『黒潮物語』元気な子の会」代表の小林さんからも連絡が入った。そして豊橋市に働きかけてくれて先日の記者会見に至った。
記者会見には代表の小林さんと大阪実行委員会の早田さんと太さん、それに僕を含めた4人で会見にのぞんだ!会見後4人で漂着地の西赤沢海岸に行った。おそらく、そこで、それぞれが様々な思いを巡らせ、広大な母なる海を眺め、打ち寄せる波の音を聞き、自然との一体感を感じていたに違いない。夢のメッセージボトルが黒潮に乗り、日々変化する気象条件によって、この地にたどり着いた軌跡を思い描きながら…
みんな帰ってから、僕は西赤沢海岸の崖の上からもう一度海を眺めた。この地球、この広大な母なる海を創った宇宙の創造主は、僕たち人類にどんなメッセージを送り続けているのだろうか?あの水平線の彼方には一体何があるのだろうか?
無限の可能性と愛と平和…それともまだ誰も知らない究極のなぞ?だから、みんな自分の存在をアピールし、夢を託し、そして願いが届くことを信じて海に祈る。
僕は27年間サーフィンを通して海と触れ合っている。だから海から伝わってくる環境の悪化は体や心、魂で感じとれる。海岸の浸食や災害から少しでも被害を食い止めるためテトラポッドが投入されている。あまり美しいものではない。流動的な自然の中に、この人工物があるために、流れが変わり、逆に砂浜がなくなり、砂が戻ってこなくなっている。地球温暖化による水位上昇だけが原因になってるとは思えない。ばく大な金がこのコンクリートの塊に費やされている。どんなハイテクのコンピューターを駆使しても、自然の流れは絶対に計算出来ない!
それは逆効果だと断言できる。目に見えるものを信じるか、信じるものを見るか?こう問われているように思える。人間は海や自然を間違いなく破壊している。それでもそこに訪れるどんな人々にも無条件で癒やしや愛を与えてくれる!
僕たちサーファーは小さいながらも、出来る限り環境を守ろうと、遊ばせてもらっている海に感謝の気持ちを込めてゴミ拾いをしている。
今回の海を通じて繋がったメッセージボトルとの出会いで、これから出会う仲間たちと協力して地球を救うことができれば、と思っている。
ラオスの男の子のメッセージの中に心に響くことばがあった。「私の意志により希望は叶えられるはずです」と…!
世界中の人々の意志がひとつになれば、地球は愛と平和と喜びで満たされます!
僕はいつも「出会いは奇跡」だと信じて宝物にしています。今回の夢のメッセージボトルとの出会いは偶然ではないと思ってます。太さんや新しい仲間たちとの出会い、それに恩返しをしてくれた犬のポポロとの出会い、ポポロは今はどこかに行ってしまったけど、このメッセージボトルを発見させてくれるために送られてきた魂だと思います。と考えればすべての偶然は必然になります。
愛知県は「愛を知る場所」豊橋市は「夢を繋ぐ架け橋で満ち溢れている豊かな場所」。この地に漂着した夢のメッセージボトル。この場所から夢や希望を詰め込んだメッセージボトルが世界中に届くことを祈ってます!
これから出会う仲間たちに!!
貴重な時間を使って、僕のメッセージを最後まで読んでくれてありがとうございます。もし良ければこの物語に参加しませんか?その時はよろしくお願いします。
smile,LOVE&peace...川澄 新
         

漂着地点 

(古橋さん・小林代表・川澄さん)

記者会見 11月21日
愛知県豊橋市市役所にて
 出席者
小林一平 (元気な子の会・代表)
早田州子 (夢を世界にメッセージボトル大阪実行委員会IN 千里・事務局長)
川澄 新 (プロサーファー 豊橋市在住)
古橋 太 (自営業 三重県四日市在住)
豊橋市記者クラブ 8社 

放流したイベント情報はこちらから

「黒潮物語」元気な子の会
元気な子の会では、海に夢のメッセージを託すイベントを
10年間も続けてきています。長い間海を見ていると、いろ
いろな変化がこの10年の間におきてきています。奇麗な
海そして子供達がこれからもより良い自然環境の中で成
長する事を願い、自然をいかにしたら守れるかなどの啓
蒙活動に参加して、子供達の心に自然に生まれるメッセ
ージを世界に向けて発信できたらばと考えます。
なんといっても夢のメッセージボトルが漂着して、また発見
者達の心を動かし返信と言う新しいコミュニケーションが始
まる、偶然の漂着、偶然の発見そして確かな返信、もしかして
一生会う事が出来ないかもしれなかっためぐり合わせに子供
達は人の優しさを知る事になるでしょう。地球の7割が海です、
放流によるコミュニケーションの偶然は大きく広がります。

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「黒潮物語」 元気な子の会 広報部

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