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素敵な本 人間の土地(アントワーヌ・サン・テグジュぺリ)
あのともしびはの一つ一つ、見わたすかぎり一面の闇の大海原の中にも、なお人間の心という奇蹟が存在することを示していた。あの一軒では、読書したり、思索したり、打ち明け話をしたり、この一軒では空間の計測を試みたり、アンドロメダの星雲に関する計算に没頭したりしているかもしれなかった。また、かしこの家で、人は愛しいるかもしれなかった。それぞれのの糧を求めて、それらのともしびは、山野のあいだに、ぽつりぽつりと光っていた。中には、詩人の、牧師の、大工のさんのともし火と思しい、いともつつましやかなのも認められた。しかし他方、これらの生きた星星のあいだにまじって、閉ざされた窓窓、消えた星星、眠る人々がなんとおびただしく存在することだろう・・・努めなければならないのは、自分を完成することだ。試みなければいけないのは、山野のあいだに、ぽつりぽつりと光っているあのともしびたちと、心をつうじあうことだ。
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素敵な本 海からの贈りもの (アン・モロウ・リンドバーク)
・・・この世にたったひとつのものなど存在しない。
あるのは、たったひとつの瞬間だけ、だ。 ひので貝の章
すべての人間関係・・・友人、恋人同士、夫婦、親子、その他もろもろの・・・・は、その関係のはじめにおいて、純粋でシンプルであり、重荷になることはあり得ない。 それは、芸術家が製作にとりかかり、ひとつの形を与える前のイマジネーション。あるいは、ふくらみ、かさを増し、重い責任が生じる前の、愛のつぼみににも似ている。どんな関係も、はじめのうちはシンプルだ。初恋、友情のはじまり・・・。ふたりの気持ちがそっと近づき、寄り添いはじめた頃。たとえばどこかに招待されて、テーブルをはさんで夢中にになって話をする・・・・。ただそれだけで、ひとつの自己完結した世界ができあがるのだ。ふたりの人間がたがいの声に耳を傾けあい、二枚の貝殻がぴったりと合わさって、ひとつの宇宙を作り上げるのである。この瞬間の、完璧な調和。それは、ほかの人間やさまざまな事情、背景、義理や責任からも自由で、未来の不安や過去の義務からも解き放たれている。
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素敵な本 d a z e 大野薫 文 芝田満之 写真
大野薫の夢見た現実がここにある 彼だけの魂が・・・
「なにヨ」
「なんでもないヨ」
「フン」
「あーあ、やめヨ」
「なにヨ、もうっ」
おふたりさん、素直がいちばん、いちばんヨ。
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素敵な本 天使になった男 ジョー・ダイ
奇跡は天からの贈り物ではない。懸命に努力し、厳しく自分の内面を見つめることによって手に入れるものだ。奇跡はただでもらえるものではない。条件がついている。他の人と分かち合おうとしなければ、ずっとその手に持っていること出来ないだろう。実のところ、いちばん偉大な奇跡とは、自分を根底から変えることだ。歴史に記された数々の奇跡の多くは、このシンプルな真実を他の言葉で表現しているにすぎない。私たちひとりひとりは、そうなるように運命付けられていた自分になると言う奇跡を、自分の力で創りだすことができるのだ。
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